ESTA申請代行業者に誤ってお願いしてしまった話②(返金交渉編)

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前回の記事で書いたとおり、

私は誤って ESTA申請代行業者(USA ESTA) に申し込んでしまいました。

すぐにキャンセルのメールを送ったのですが、数時間後にGmailから 「送信できませんでした」というエラーメール が届き、この時点で「やっぱり詐欺かもしれない…」と強く思いました。


請求明細から判明した業者の正体

カードの請求明細が反映されるのを待つと、明細には 「SYFYMEDIAONLINE」 と記載されていました。
調べてみると「SYFY MEDIA」という会社のようです。

ホームページに記載されていた 

👉 support@syfymediaonline.com 宛に改めてメールを送りました。


業者からの返信

私は顔写真やパスポートを送っていないため、ESTAの申請はまだできていないはず。
そのため「キャンセルしたい」と伝えると、すぐに「状況を確認します」と返信がありました。

その後に届いたメールの内容がこちらです。

要約しますと

  • 全額返金はしない
  • 「法的に返金義務はない」
  • ただし 善意で半額を返す

という内容でした。


私の主張

私はこの対応に納得できず、以下の理由をもとに 全額返金を再度依頼するメール を送りました。

  1. 決済の前に金額の明示がなかった
  2. 顔写真などを送っていないため、サービスは実際に提供されていない

しかし、その後はメールの返信が途絶えてしまいました。

送信したメールは以下の通りです。御参考になればと思い、掲載いたします。


カード会社に相談

そこで私は PayPayカード(VISA)に相談しました。
すると「売上調査を行います」との回答をいただきました。

売上調査とは?

売上調査とは、カード会社が加盟店に対して「この取引に正当性はありますか?」と確認する手続きです。

  • 加盟店は「正当な契約」として証拠を提出したり、返金対応をするかどうかを回答する
  • あくまで「調査段階」なので、この時点で返金が決定するわけではない

現在は、この売上調査の結果を待っているところです。

売上調査で返金の可能性は低いため、

その後、チャージバック(異議申立て)を申請する予定です。

チャージバック(異議申立て)とは、クレジットカードで支払った取引について、
「不正利用だった」「商品やサービスが届かなかった」「説明と違った」
といった場合に、カード会社を通して支払いを取り消し、返金を受けられる仕組み のことです。

▼最後にひとこと

本当は「返金してもらえました!」という記事で終わりたかったのですが、どうやら長丁場になりそうです。
次回こそ「全額返金していただきました」という見出しが書けるように、粘り強く頑張ります!

そして何より大切なのは…
ESTAの申請は必ず公式サイトから!

👉 公式サイトはこちらです:
https://esta.cbp.dhs.gov/

コメント

  1. しろ より:

    初めまして失礼します。
    その後解決されましたでしょうか
    恥ずかしながら私も同じ手口にあってしまいました。
    サイトとメールの文面も全く一緒なのですが、アドレスと請求者の名前が違いました

    support@estaapply.zendesk.◯◯◯
    請求者名 VIPGLOBALAGENCY.◯◯◯

    カード会社へ調査依頼をしたところ、ESTAの申請に関わるので、調査依頼をして不当な調査依頼とされると私にアメリカから罰金が課せられたりアメリカに入国できなくなりますが良いですか?と言われ、調査を依頼するだけで罰せらる理由が理解できなかったのでそのソースは?と聞きましたが、教えられないけれども過去にそういった事例があり皆様にそう伝えていると言われました。paypayカードからはそのような説明はありましたでしょうか。
    チャージバックの制度もないと言われ、カード会社にも不信感を持っています。

    • SHI より:

      しろ様
      コメントありがとうございます。

      請求者名が違うところも、やはり怪しい会社だと感じますね。

      私の場合は「売上調査を行う」という案内の後、数日後に異議申立書がカード会社から送られてきました。9月5日に返送しましたが、数か月かかる可能性があると言われ、まだ結果は届いていない状況です。

      カード会社には調査をお願いしましたが、アメリカから罰金や入国できなくなるといった説明は特に受けていません。ESTAは公式サイトでしか有効にならないと聞いていますし、カード会社に調査依頼をしたことがアメリカ政府に伝わることもないはずです。
      (ただ、カード会社ごとに対応は違うのかもしれませんね…)

      もう一度、カード会社にチャージバックできないか問い合わせてみるのも一つの手かもしれません。

      お互いに嫌な思いをしてしまいましたが、この情報が少しでも参考になれば嬉しいです。

      • しろ より:

        再度カード会社へ問い合わせましたが
        なぜ罰金や入国拒否をされたのか原因はわからないが
        そのような前例が確かにあるとの事でした。
        そのリスクを理解した上であれば調査は依頼できるという事でしたが、今は一旦様子を見ています。
        このまま交渉がうまくいかなければカード会社へ依頼をしようと思っています。

        途中おかしいと思いながらも進めてしまったのは落ち度ではあるのですが、このまま引き下がるのも悔しいですよね。
        お互い解決できますように

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