こんにちは。
私は病院で胚培養士として数年勤務していました。
結婚を機に退職し、妊活を始めたのですが…「すぐに授かれる」と思っていたのに、なかなか授からず。
まさか自分が不妊治療を受けることになるなんて、その時は想像もしていませんでした。
勤務していた時は、なかなか授かれず辛い思いをされている患者さんを見てきて、一つ一つの治療の重み、責任の重大さを感じながら、一人でも多くの方が授かれるようにという思いで仕事をしていました。
一般婦人科から専門クリニックへ
まずは一般婦人科で検査を受けました。
子宮筋腫、AMHの値などをチェックしましたが、すぐには授からず…。
そこで、不妊治療専門のクリニックへ転院することにしました。
ステップアップの流れ
不妊治療は「タイミング → 人工授精 → 体外受精」と段階的に進むのが一般的です。
私の場合は以下の流れでした。
- タイミング療法:2回
 - 人工授精:1回
 - その後、35歳という年齢を考慮して体外受精へステップアップしました。
 
タイミング療法の時は「義務的になってしまう行為」がつらかったのも正直な理由です。
採卵と受精結果
採卵は18個。
静脈麻酔を使っていただけたので眠っている間に終了しました。
- 顕微授精(ICSI):11個
 - 体外受精(IVF):7個
 - 正常受精:5個
 
受精確認の電話で「思ったより少ない…」とショックを受けましたが、最終的に胚盤胞5個を凍結することができました。グレードは4AAが2個、4ABが1個,4BBが2個でした。
移植への挑戦
体調を整えるために2周期お休みしてから、移植に挑戦しました。
- 1回目(ホルモン補充周期、IVFの4BB移植、高濃度ヒアルロン酸含有培養液):陰性
 - 2回目(ホルモン補充周期、ICSIの4AA、AHA、高濃度ヒアルロン酸含有培養液):陰性 → 涙が止まらないほど落ち込みました
 
「もうどうしたらいいのだろう…」と悩みながら、子宮洗浄やプロバイオティクスⅢを取り入れてみることにしました。
そして迎えた3回目の移植。ホルモン補充周期、ICSIの4AA、AHA、高濃度ヒアルロン酸含有培養液使用。
判定日、診察室に入ると先生がVサイン✌️。
HCG2000で陽性判定をいただくことができました。
3回目で意識して変えたこと
振り返ると、3回目の移植の前にこんなことを心がけていました。
- 子宮洗浄
 - プロバイオティクスⅢ(内服+膣内)
 - ネット検索をやめる(1,2回の移植の時は症状があるたびに一喜一憂していたので)
 - 好きなことに集中する
 - 不安は病院のスタッフに相談してため込まない
 - 朝や夕方の散歩
 - ピラティスで体を動かす(運動すると前向きになれます)
 
子供を授かることを考えてる方へ
不妊治療をするにもしないにも
検査だけは早めにしていた方がいいと私は思っています。
いざ、不妊治療を始めようとしても検査でも時間を要する為、早めをおすすめします。
終わりに
不妊の原因や経過は人それぞれ。
卵の質や体質も違います。
一つ一つのステップは長く感じ、一日一日も長く感じてしまうのが不妊治療ですよね。
それでも、私の体験がどなたかの参考や、少しでも気持ちが楽になるきっかけになれば嬉しいです。
胚培養士として働いていた時には想像できなかった「患者としての苦しみ」もありましたが、それを乗り越えて授かった命を大切にしていきたいと思います。
サプリは、色々飲むのが苦手な私は
「mitas」で済ませてました。これで十分だったと思っています。
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